電子入札機能や契約管理機能によって、公共団体の工事入札業務や物品調達業務などを支援するという。
日立システムズは1月27日、官公庁・自治体・独立行政法人向けクラウドサービス「e-CYDEEN/クラウド」を発売した。電子入札機能や契約管理機能によって、公共団体の工事入札業務や物品調達業務を支援するという。4月に提供を開始する。
e-CYDEEN/クラウドは、同社が従来から提供してきた導入型の建設情報化ソリューション「e-CYDEEN」をクラウド型で提供するもの。導入型と比較して初期導入コストを削減したほか、ユーザーによるサーバの維持保守、セキュリティ対策などが不要になるため、運用負荷を軽減するとしている。
業者の登録・管理を行う「競争参加資格受付サービス」、「電子入札サービス」、発注情報や入札結果などをWebで公開する「入札情報公開サービス」、入札情報の管理などを行う「契約管理サービス」、工事・委託の成績評価結果を一元管理する「成績評定サービス」、e-CYDEEN製品をユーザーごとにカスタマイズしてクラウド型で提供する「リソース提供サービス」――の6つのサービスを用意。ユーザーは用途に合わせてサービスを選択できる。
利用価格は、初期費用が1サービス当たり105万円から、月額料金が1サービス当たり5万2500円から(税込)。
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