Gmailの「送信」ボタンをクリックしてから相手先に届くまでの1秒以下のメールの“旅”を図解することで、Googleのデータセンターでの個人データの扱いやクリーンエネルギーの取り組みを紹介している。
米Googleは5月15日(現地時間)、「The Story of Send(送信のお話)」というアニメーションによるGmailの解説を、同社のクリーンエネルギーに関する取り組みを紹介するWebサイト「Google Green」で公開した。Gmailが送信者から受信者に届くまでの道筋をインタラクティブなストーリーで紹介することで、同社のデータセンターの機能を解説する内容になっている。
PCから送り出されたメールは、送信者宅の無線ルータからケーブルを伝ってISPを経由し、Googleのデータセンターに届く。データセンターの場面では、個人データがいかに安全に扱われているかの説明が、動画やイラスト、写真などで紹介される。
旅の途中では、サーバフロアの様子や、独自に組み立てているサーバマシンの紹介動画などを見ることができる。データセンターを出た後は、同社のクリーンエネルギーの取り組みの紹介を経て、受信者のモバイル端末に到着する。毎日数十億本のメールがこうした“旅”をしており、50%以上のメールは1秒以下の旅で届くという。
同社は公式YouTubeチャンネルでも、このページと同じような解説動画を公開している。
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