日立製作所、Xeon E5ファミリー搭載のサーバブレードを発売

日立製作所がブレードサーバ「BS500」と周辺機器のラインアップを拡充。新たにインテル「Xeon E5-2400ファミリー」を採用したサーバブレード「BS520Aサーバブレード」などを発売する。

» 2012年06月27日 21時46分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は6月27日、ブレードサーバ「BS500」と周辺機器のラインアップを拡充すると発表した。インテルの最新チップ「Xeon E5-2400ファミリー」を採用したサーバブレード「BS520Aサーバブレード」や、サーバブレードのストレージ容量を拡張する「ストレージ拡張ブレード」などを6月29日に発売する。

 BS520Aサーバブレードは、1サーバブレード当たり最大16コアまで拡張可能なサーバブレード製品。Xeon E5-2400ファミリーの採用で、従来製品の「BS320」と比較して処理性能を約1.5倍に向上させたという。メモリスロットを12スロット備え、最大384Gバイトまでメモリを搭載できる。価格は42万4200円から。

 ストレージ拡張ブレードは、サーバブレードと同サイズの筺体に最大6台のHDD/SSDを搭載し、サーバブレードのストレージ容量を最大5.4テラバイト追加できるオプション製品。特にXeon E5-2400ファミリーを搭載した「BS520Hサーバブレード」かBS520Aサーバブレードに装着すれば、ストレージ容量を最大7.2テラバイトまで拡張できるという。価格は23万6250円から。

 併せて同社は、同社製サーバ向けディスクアレイ装置「BR1650」の提供も始める。同製品は2Uサイズの筺体に最大660テラバイトの容量を備え、データ処理性能の高速化も図ったという。拡張性や性能を重視した「BR1650E」と、コストパフォーマンス重視の「BR1650S」をの2モデルをラインアップし、価格はBR1650Eが376万5300円から、BR1650Sが186万6900円から。

 また、これまでアドバンストサーバ「HA8000シリーズ」向けに提供してきたサーバ仮想化支援サービス「かんたん仮想化ソリューション」を、BS500向けにも提供すると発表した。システム構築やサーバ仮想化環境の設定などを完了した状態でサーバを納入し、運用支援や障害対応などを提供することで、顧客のサーバ仮想化環境の構築・運用を支援するという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ