ICT総研の調べによると、公衆無線LANサービスの利用者は2011年度末時点で808万人。今後は年間400万人以上のペースで利用者数が増加すると予測している。
ICT総研は10月22日、「公衆無線LANサービス利用者」に関する調査結果を発表した。2011年度末の利用者数は808万人で、そのうち一般ユーザーが675万人、ビジネスユーザーが133万人という結果だった。2012年度以降は年間400万人以上のペースで利用者数が拡大し、2015年度末には2568万人に達すると予測している。
回答者全体のうち、公衆無線LANを利用しているというユーザーは10.8%だった。その内訳は「スマートフォン利用者」が8.1%、「スマートフォン非利用者」が2.7%と、スマートフォンユーザーの公衆無線LAN利用率が比較的高かった。
一方、スマートフォンユーザー全体をみると「公衆無線LANを利用しない」が75%を占めることも分かった。利用しない理由として「バッテリーが減少することを懸念したり、電波の切り替え設定が面倒といった課題がある」と同社は指摘している。
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