日本とフィリピン、香港、マレーシア、シンガポールを結ぶ、総延長約7800キロの大容量光海底ケーブルシステムが完成した。
NECと富士通は2月19日、アジア主要都市を接続する大容量光海底ケーブルシステム「Asia Submarine-cable Express」の建設が完了したと発表した。NTTコミュニケーションズなどの通信事業者がサービスに利用する。
完成したケーブルシステムは、日本とフィリピン、香港、マレーシア、シンガポールを結ぶ総延長約7800キロの回線。40Gbpsのデジタルコヒーレント伝送技術を採用しており、最大容量は15テラbpsとなる。
建設ではNECが海底機器(海底ケーブル、海底中継装置、OADM分岐装置)や海底監視装置と給電装置、富士通が波長多重伝送端局装置とネットワーク監視装置を供給した。
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