So-netは、会員向けサービスなどを提供するIT基盤を仮想化環境で再構築した。
ソネットエンタテインメント(So-net)は、すべての情報システムが稼働するサービス提供基盤を仮想化環境で再構築した。システム構築を支援した伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が2月25日に発表した。
基幹系システム、会員向け各種サービス、CRMシステムなど、So-netのISP事業を支える共通IT基盤システムを、HP、VMware、EMCの各社製品を組み合わせた構成で刷新。1000台以上あった物理サーバを5分の1以下に削減し、集約された仮想サーバが稼働する大規模クラウドを実現した。
これによって、会員向けの新規サービスを提供開始するまでの期間を従来と比べて7割以上削減したという。
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