伊藤忠ケーブルシステムなど6社が提案する公衆無線LANシステムが那覇市のICT利活用モデル事業に採用された。
沖縄県那覇市が昨年に募集した同市ICT利活用モデル事業「WiFi化計画」の企画提案に関して、このたび伊藤忠ケーブルシステムなどの案が採用された。伊藤忠ケーブルシステムが2月25日に発表した。
伊藤忠ケーブルシステム、沖縄インターマップ、沖縄ケーブルネットワークなど6社による企業コンソーシアムが提案する公衆無線LANシステム「Ruckus Wireless ZoneFlex シリーズ」を那覇市が導入。メインストリートである「国際通り」を中心に、100カ所以上のアクセスポイントを設置する予定だ。
同提案の採用理由として、電波干渉に強い公衆無線LANであることや、地元企業との連携による広告宣伝を行うこと、AR(拡張現実)を用いたポータルコンテンツを提供することなどが評価されたという。
那覇市は、ICT利活用モデル事業を3年間実施。市内主要観光スポットでの無料公衆無線LANサービスの提供などによって、観光客の利便性や街自体の魅力の向上を図る。
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