高松市、新たな税システムに統合型パッケージを採用導入事例

富士通の住民情報ソリューション「MICJET 税務情報」を活用して構築期間を3割短縮した。

» 2013年02月27日 12時42分 公開
[ITmedia]

 富士通は2月27日、高松市が新たに構築した税システムに同社の住民情報ソリューション「MICJET 税務情報」が採用されたと発表した。従来の同社実績と比較して構築期間を3割短縮し、約16カ月で構築したという。

 高松市では汎用機システムとオープン系システムの混在で、システム構成とデータ連携が複雑化するという課題を抱えていた。2010年に「高松市情報システム最適化計画」を策定し、2011年5月からの税システム再構築に際してパッケージの導入を決定した。

 新システムではデータベースや共通機能を一元化。標準装備のバッチ処理機能を利用して、従来は手入力していた税金の還付や充当処理作業を自動化し、過誤納整理事務の負荷を大幅に軽減したという。また、市民税や県民税、固定資産税の納税通知書にユニバーサルデザインを採用し、2013年度から新たな通知書を発行できるようにしている。

新システムのイメージ

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