TDCソフトウェアエンジニアリング、プライベートクラウドを構築へ

マイクロソフト製品を採用し、BYODやBCPへの対応を図るという。

» 2013年03月04日 12時00分 公開
[ITmedia]

 日本マイクロソフトは3月4日、TDCソフトウェアエンジニアリングが構築するプライベートクラウド環境にマイクロソフト製品が採用されたと発表した。プライベートクラウドの構築は2013年度内に完了する予定という。

 TDCソフトウェアエンジニアリングが採用したのは、Microsoft Exchange Server 2010、Microsoft SharePoint Server 2010、Windows Server 2012 Datacenter、Microsoft System Center 2012 Datacenterなどの製品。情報共有基盤としてExchange ServerとSharePoint Server、仮想化と社外データセンターの活用にWindows ServerとSystem Centerを利用する。

 同社では多くの社員が顧客先など自社外に勤務しており、拠点や社員からの情報集約に時間がかかることや、本社からの円滑な指示伝達が難しいなどの課題を抱えていた。新たな情報基盤ではBYOD(Bring Your Own Device)の導入も視野に、1500人の社員がいつでもどこでも同一の環境でコミュニケーションできるようにするという。

 社内には導入するグループウェアや既存の社内システム、自社の開発業務向けに計150台のサーバがあり、これらを仮想化、プライベートクラウド化して、災害時などにおける事業継続性も確保するとしている。

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