SAPは、SAP HANAなどと連携させて使える予測分析ソフトウェア「SAP Predictive Analysis」を発売した。
SAPジャパンは5月30日、予測分析ソフトウェア「SAP Predictive Analysis」を発売した。複数のデータソースから収集した大量のデータを分析してルールやパターンを見出し、将来の結果を予測できるというソフト。ビジネス上の知見を得たり、将来のリスクを予想するのに役立つとしている。
ソフト単体でも導入できるほか、同社のインメモリコンピューティング製品「SAP HANA」などと組み合われば、より高速な分析が可能という。また、SAP HANAの予測分析ライブラリの活用で、扱うデータ範囲の拡大やモデルスコアリングの向上が図れるとしている。
同社は想定される利用シーンとして、製造業でのセンサーデータを活用した設備監視や予防保守、ヘルスケア事業での患者データや診察・投薬履歴データを活用した疾病予防などを挙げている。
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