パナソニック、世界約70カ国のWebサイトで「Adobe Experience Manager」を採用導入事例

パナソニックは、グローバル規模で製品情報サイトを一括管理し、コスト削減とイメージの統一によるブランド強化を図る。

» 2013年06月13日 15時58分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは、アドビ システムズのエクスペリエンス管理ソリューション「Adobe Experience Manager」をグローバル規模で採用した。アドビ システムズが6月13日、発表した。

 パナソニックは、日本をはじめ世界約70カ国で、一般消費者向けの商品情報サイトを各国の言語で展開している。だが、これまでは管理を現地スタッフが担当し、Webサイトの構成やデザインも国ごとに異なっていた。そのため、新商品の情報更新時などは各国でバラバラに行われていた。そこで、Webサイトの管理コストの削減に加え、グローバルレベルでのサイトイメージやクオリティの統一を図るため、グローバルレベルで統一化されたWebサイト管理ツールの導入を検討してきたという。

A dobe Experience Managerは、デジタルマーケティングサービス「Adobe Marketing Cloud」のエクスペリエンス管理ソリューション。デジタルデザインやクリエイティブの分野においてアドビが有する高い信頼性に加え、それらを使って制作したコンテンツを、一つのプラットフォーム上で各国のWebサイトへ展開することが可能になる。最適な顧客エクスペリエンスによるパナソニックブランドの強化が実現できると判断され、導入が決定した。

 パナソニックでは3月末にAdobe Experience Managerを導入したWebサイトを北米地域で稼働させており、今後はグローバル規模でデジタルチャンネル上の顧客エクスペリエンスの最適化を実現していく。2013年末までに約70カ国でAdobe Experience Managerを導入したWebサイトを展開する予定だ。

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