ビッグデータ解析基盤を活用したアトリビューション分析 トランスコスモスが提供

トランスコスモスは、膨大な広告接触履歴データを用いた新サービスを発表した。

» 2013年06月24日 17時15分 公開
[ITmedia]

 トランスコスモスは6月24日、インターネット広告の第三者配信ツールが収集する膨大な広告接触履歴データを使った新サービス「アトリビューション分析サービス」の提供を開始した。

 アトリビューション分析とは、メディアごとのコンバージョンへの貢献度を調査する分析を指し、インターネット広告がどのようにWeb上のユーザー行動に影響を与えるか、広告の接触履歴をログレベルで取得し、媒体別、広告別に間接効果を算出することで広告貢献度を評価できる。新サービスは、分散処理技術「Hadoop」を応用したトランスコスモスの独自開発ビッグデータ高速解析プラットフォームを活用し、専門の分析アナリストによる高度なアトリビューション分析レポートを提供する。

 具体的に新サービスの特徴は、(1)分散処理技術を応用した独自のビッグデータ高速解析プラットフォームを活用、(2)従来の処理技術では数日を要していたビッグデータの集計処理を数時間に短縮、(3)顧客企業のビジネス特徴、広告目的に最適なアトリビューションモデルを提案、(4)専門の分析アナリストによるアトリビューション分析レポートの提供の4つ。

 初期コンサルティング費用は150万円から、レポート費用は30万円/回から。

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