Office関連の更新プログラムの一部について、繰り返しインストールを促されるなどの問題を修正した。
米Microsoftは、9月10日に公開した月例セキュリティ更新プログラムの一部について配布を巡るトラブルが報告されたとして、不具合を修正して再リリースしたことを明らかにした。
MicrosoftのOffice Updatesブログに9月13日付で掲載された情報によると、Office関連の更新プログラムの一部について、繰り返しインストールを促されたり、逆にWindows Server Update Services(WSUS)やSystem Center Configuration Manager(SCCM)経由で更新プログラムが配布されないといったトラブルの報告が寄せられたという。
このため同社で調査して原因を突き止め、改めて更新プログラムを配布して、問題を修正したとしている。対象となるのは以下の更新プログラム。
なお、今回の修正はインストールが必要なセキュリティ更新プログラムを検出するロジックのみを修正しており、更新プログラム自体への変更はないという。このためいったんインストールした後は、再度適用を促す通知が出たとしてもインストールする必要はないとしている。
Office 2013の更新プログラムを巡っては、これとは別に、Office 2013の安定性やパフォーマンス関連の問題に対処した「KB2817630」についても不具合が発覚し、「Microsoft Update」を通じた配布を停止している。
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