IPv6対応のTier1 IPバックボーンへの直接接続サービスを現地ISPなどが利用できるように、NTT Comはインドネシアで国際インターネット接続サービスの新たな拠点を開設した。
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は10月1日、国際インターネット接続サービス「グローバルIPネットワーク」の新たな接続拠点をインドネシア・ジャカルタに2拠点開設したと発表。同日から提供を開始する。
今回の開設により、IPv6対応のTier1 IPバックボーンへの直接接続サービスを、現地のISP(インターネットサービスプロバイダー)やICP(インターネットコンテンツプロバイダー)、同国でインターネット関連ビジネスを展開する事業者などへ提供する。これにより、同国のICT環境向上および国内外からのインターネット関連ビジネスのさらなる拡大が期待されるほか、NTT Comはインドネシアで国際インターネット接続、データセンター、データネットワーク、クラウドサービスなど、より広範なICTソリューションの提供が可能になるという。
NTT Comにとって、2011年のベトナム、2012年のラオス、ブルネイに続く、東南アジア新興国における国際インターネットサービス展開のさらなる一歩だとしている。
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