オラクルがソーシャルメディア管理サービス、サッポロビールが初採用

日本オラクルがクラウド型ソーシャルメディア管理サービスを発表。サッポロビールがファーストユーザーとなった。

» 2013年10月16日 11時56分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルは10月16日、クラウド型ソーシャルメディア管理サービス「Oracle Social Relationship Management」の提供を開始した。サッポロビールが国内企業のファーストユーザーになった。

 新サービスは、企業が利用しているFacebook、TwitterやGoogle+などのソーシャルメディア上での顧客とのコミュニケーションを管理するためのサービス。複数のソーシャルメディアのアカウントを統合的に管理し、適切なチャネルを選択して計画的に投稿したり、投稿に対する反応やファン数の推移、キャンペーン効果などを分析、レポート作成する機能の「Social Marketing」、自社ブランドや製品、競合に対する顧客の声を監視、分析する機能の「Social Engagement and Monitoring」を備えている。

 同サービスを国内初採用したサッポロビールは、Facebook、Twitter、Google+を対象に、上述の機能を活用して、地域別などターゲットに合った質の高いコンテンツとキャンペーンを計画的に実施し、ファンとのエンゲージメントの強化を図る予定だという。

 また、ソーシャルメディア上でのアプリケーションを簡単にかつ迅速に作成できるようにし、顧客が投稿に対してどのように反応をしているのかを分析、リアルタイムに把握することができるようにもした。世代別や地域別の反応をベースに広告施策に活用できるとしている。

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