セキュリティ的に意味なし “旧ノーマル”な職場にはびこる習慣、その名も「PPAP」を知っていますか半径300メートルのIT(1/2 ページ)

テレワークやクラウド化が進む昨今、職場や生活の“ニューノーマル”として、今までのIT運用や習慣を見直す動きが出てきています。そこで今回、職場の“セキュリティ対策”とされている習慣のうち「実はそれ、セキュリティ的に意味がないんです。いらないんです」と言いたいものを2つご紹介しましょう。皆さんも、実はよく知っているかも――?

» 2020年06月23日 07時00分 公開
[宮田健ITmedia]

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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は私たちの生活を大きく変えました。いや、現在進行形で変えている最中かもしれません。これを面倒なことだと思うか、それとも降ってわいた有史以来のチャンス(?)と思うかはその人次第。ならば、これを機に一気に生活を変えるとまではいかなくても「変えることを考えるきっかけの検討」程度でも始められれば、それは非常に大きな一歩なのではないでしょうか。

 とはいえ「何を変えるのか」を考える段になると、一体何をどう変えればいいのか戸惑う人もいるでしょう。この際、今まで当たり前だったプロセスをどう効率化できるかを考えてみましょう。つまり、そこから「何を捨てるか」「実はムダだったものは何か」を考えるのです。今回はセキュリティ記者として個人的に「この際捨てるべし!」と考えるもの2つを紹介します。

この際捨てるべし 〜1つ目〜 ハンコを何とかしよう

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