SCSKがモバイル開発環境の最新版、Windows RTに対応

「Caede Ver2.1」ではさまざまなディスプレイサイズに対して自動的にレイアウトを調整する機能などが追加された。

» 2013年10月22日 12時18分 公開
[ITmedia]

 SCSKは10月22日、モバイル開発環境製品の最新版「Caede Ver2.1」の提供を開始した。従来のiOSやAndroidに加え、新たにWindows RT向けアプリの開発にも対応している。

 最新版では単一のソースコードでWindowsRT、iOS、Androidの複数のプラットフォーム向けアプリの開発ができるほか、異なるディスプレイサイズで動的にレイアウトを調整する「Caede Dynamic Layout System」機能も搭載。画面レイアウトのテンプレートも27種類を追加した。

 また多言語対応し、デバイスの言語設定に応じて言語表示を切り替えられる。他のモバイルアプリケーションとの連携機能やクライアント証明書のインストール機能なども提供し、パフォーマンスも前バージョンに比べて最大500%向上したという。

 今後の機能改善ではWindowsのみでAndroidやiOS、Windows RTのアプリ開発を実現する開発・ビルド環境の提供や、アプリのアップデート機能、クラウド/オンプレミス環境でのモバイルアプリの運用環境の提供などを計画している。

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