BYODやフリーアドレスを全面採用 富士通エフサスの新装オフィスを見てきた(2/2 ページ)

» 2013年10月24日 08時00分 公開
[本宮学,ITmedia]
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photo フリー会議スペースの全景
photo 3台のプロジェクターを完備
photo インテリアにも一工夫。机はレイアウト次第でさまざまな使い方ができるようになっている
photophoto 談話スペースも(写真=左)、コーヒーマシンも完備(写真=右)
photophoto 執務フロアにはガラス張りの会議スペースも用意。あえて一段高い場所に設置することで「外から見られていることを意識し、集中力が高まる」という
photophotophoto 余分な壁面スペースはホワイトボードにして活用(写真=左)、ミーティングスペースにはモニターとホワイトボードの両方を用意(写真=中央)、会議室の名称は歴代のオリンピック開催地を採用した(写真=右)
photo 今井社長

 富士通エフサスの今井幸隆社長によれば、一連のオフィスリニューアルの効果はすでに現れつつあるという。「従来は、銀座の営業社員と浜松町のサポート社員が会って話すための時間的ロスがあった。オフィス統合やITシステムの活用を通じ、社員の生産性が上がっているのは間違いない」。改装費用は「この人員規模のリニューアルなら、1フロアあたり1億円ほどが世間相場だと思うが、その範囲内には収まった」という。

 同社は8月からICTを活用したオフィス改装サービスを企業向けに提供しており、今回の自社オフィスリニューアルは「自分たちの働き方を変え、それを顧客にも訴求する」目的で実施したという。「当社は今、ITインフラサービスベンダーから“トータルサービス”ベンダーに変わろうとしている。(オフィス改装を機に)社員一丸となって働き方と発想力を変えていく」(今井社長)

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