サイボウズのクラウド基盤とVMwareのクライアント仮想化基盤がシングルサインオンで認証連携できるようになった。
ヴイエムウェアとサイボウズは10月29日、両社のサービス・製品間でシングルサインオン(SSO)による認証連携に対応したことを発表した。SSOは北米のクラウドサービスで広く普及しているものの、北米以外では対応しているところは少なく、サイボウズの対応はアジア初という。
今回の連携は、「VMware Horizon Workspace」の標準カタログに「cybozu.com」がSaaSプロバイダーとして登録されたことによるもの。サイボウズ側では2013年3月からSAMLを利用する認証連携に対応していた。
この連携でVMwareの仮想デスクトップなどの基盤製品であるVMware Horizon Workspaceを利用するスマートフォンやタブレット端末、モバイルPCなどから、SSOでcybozu.com上の業務アプリケーションサービスやグループウェア機能などに容易にアクセスできるようになる。
サイボウズは今回の連携を契機に、海外市場での新規ユーザーの開拓に弾みをつけたいとしている。
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