フラッシュモジュールを搭載したミッドレンジ向けストレージを発表 日立製作所

日立製作所は自製するフラッシュドライブを搭載したストレージ新製品を提供開始した。

» 2013年11月13日 21時11分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は11月13日、フラッシュモジュール「Hitachi Accelerated Flash」(HAF)を搭載したミッドレンジ向けのストレージ製品「Hitachi Unified Storage 150」(HUS150)を発表した。

Hitachi_Accelerated_Flash Hitachi_Accelerated_Flash

 HAFは日立が自製するフラッシュドライブで、データ処理の高速化を小規模システムにおいても低コストで実現するために開発されたもの。ストレージのコントローラとHAFのコントローラが密接に連携することで高速処理が可能だという。新製品は、一般的なフラッシュ媒体の2倍の容量となる1.6テラバイトのHAFを提供する。

 また、ストレージデバイスとしてHDDを標準搭載せず、HAFのみを搭載するオールフラッシュモデル「HUS150 all flash」を製品化した。同製品は、1.6テラバイトのHAF5台をはじめ、キャッシュ、ファイバチャネルインタフェースなどを標準搭載。一般的なフラッシュ媒体と比べて容量あたりの導入コストを約40%削減する。最大480台のHAFを搭載でき、768テラバイトまで拡張可能だ。

 価格は、HUS150向けのHAFが381万6750円(税込)から、HUS150 all flashが2067万300円(同)から。

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