Lenovo傘下になったMotorola、中国でNexus 6のオリジナルモデル他3機種発売へ

Lenovoによる買収が完了したMotorola Mobilityが中国スマートフォン市場に再参入する。Google傘下時代に発売した「メイドインUSA」をうたった「Moto X」や「Moto G」に加え、初めて製造したGoogleブランド端末「Nexus 6」と同等モデルを「Moto X Pro」として2月に発売する。

» 2015年01月07日 14時38分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 中国Lenovo傘下のMotorola Mobilityは1月6日(現地時間)、同社の主要端末を中国本土で販売すると発表した。

 同社はかつて、中国の端末市場で人気があったので、発表文では「Lenovoによる買収が完了した今、Motorolaは中国に帰ってきました」と表現している。

 同社はまず、米Google傘下時代に「Made In USA」をうたって発売した「Moto X」を2月初旬に、廉価版「Moto G」を春節(今年は2月18日)後に発売する。

 moto x Moto X
 moto g Moto G

 さらに、GoogleからLenovoへの売却が決まった後、初めて製造したGoogleブランド端末「Nexus 6」とほぼ同等のハイエンド端末「Moto X Pro」を春節後に発売する。

 moto x pro Moto X Pro

 米調査会社Gartnerによると、2014年第3四半期(7〜9月)の世界におけるスマートフォンの販売台数シェアでLenovoは中国Xiaomiに次ぐ5位だった。Motorolaが中国市場に再参入することで、Lenovoのランキングが上がる可能性もあるだろう。

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