鮮度もバッチリ 冷凍食品会社の“手間とミス”を減らした基幹システム

冷凍食品業のアイマックフーズが食品業向け基幹システムを導入。業務に合ったシステムを利用することで、より高い精度のロット管理や賞味期限管理が可能になった。

» 2015年06月02日 15時02分 公開
[ITmedia]
Photo アイマックフーズ システム責任者の若井紀子氏

 商品の賞味期限管理やロット管理の精度を高めたい――。冷凍食品業を営むアイマックフーズが抱えるこんな課題を解決したのが、食品業界に特化した基幹システム「アラジンオフィス」だった。これまで手書きで行っていた台帳管理をIT化することで、より精度の高い商品管理が可能になったという。

 アイマックフーズは、冷凍食品の企画開発と販売を手がける企業。食肉会社から独立したという経緯から、親会社が使っていた“今の業務に合わない”システムを使い続けており、冷凍食品に必要とされる長期の商品管理への最適化が課題になっていた。また、売上や仕入、在庫の管理を別々の台帳で手書きで行っていたため、ミスが発生しても、原因を解明するのに多大な手間や時間がかかっていた。

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 食品業向け基幹システムのアラジンオフィスを導入することで、売上・仕入・在庫の一元管理が可能になり、一度の入力でデータの整合性がとれるようになった。また、ロットや賞味期限の状況、販売履歴も短時間で把握できるようになり、FAXやExcelとの連携で作業効率も向上したという。

 アラジンオフィスはアイルが開発から販売、アフターサポートまでを手がける食品業界向け基幹システム。アイマックフーズは、同製品が食品業界に適したパッケージ製品であることや、食品業に精通した担当者から具体的な事例に基づくアドバイスを受けられたことなどを評価して導入を決めたという。

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