Samsungが、Tizen搭載スマートウォッチ「Gear S」の後継モデル「Gear S2」を発表した。直径1.2インチのラウンドフェイスで、上位モデル「Gear S2 classic」は革ベルト仕様だ。3G SIM搭載で通話可能なモデルもある。
韓国Samsung Electronicsは8月31日(現地時間)、Tizen OSを搭載するスマートウォッチ「Gear S2」を発表した。Gear S2とハイエンドのGear S2 classicの2モデル展開だ。また、音声通話が可能な3G SIM搭載機種もある。発売時期、価格、発売地域についてはまだ発表されていない。
昨年8月に発表した「Gear S」の後継機種に当たる。予告通り、ディスプレイがラウンドフェイス(円形)になった。
円形ディスプレイの直径は1.2インチで解像度は360×360(302ppi)。ディスプレイはMotorolaの「Moto 360」やLG Electronicsの「LG G Watch R」よりやや小さい。本体の厚みは11.4ミリと、米AppleのApple Watch(10.5ミリ)より厚みがある。重さは基本モデルが47グラム、classicは42グラム。
2モデルの違いはボディとベルトの材質とデザインだけのようだ。Gear S2はダークグレイのケース+ベルト、シルバーのケース+白いベルトの2種類、classicは黒いケースに革バンドだ。
プロセッサはGear S2専用に最適化した1GHzのデュアルコア、メモリは512Mバイト、ストレージは4Gバイト。バッテリーは250mAhで無線充電に対応し、1度の充電で2〜3日持続するという。
Wi-FiとBluetoothに対応。3G対応機種のバッテリーは300mAh。NFCも搭載し、発表文にはないが、恐らく同社のモバイル決済サービス「Samsung Pay」に対応する。
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