米Google傘下で近く中国Lenovoによる買収が完了するMotorola Mobilityは9月4日(現地時間)、スマートフォン2モデルとAndroid Wear端末「Moto 360」、Bluetoothイヤフォン「Moto Hint」を発表した。
スマートフォンはハイエンド端末「Moto X」とミドルレンジ端末「Moto G」の新モデル。いずれも日本で発売される見込みはない。
Moto 360はGoogleが3月にAndroid Wearを発表した際、韓国Samsung Electronicsの「Gear Live」、韓国LG Electronicsの「LG G Watch」とともに発表はされたものの、発売はまだだった端末。米中部時間の5日午前11時に米国で発売される。価格は革バンドモデルが249.99ドル、ステンレスバンドが299.99ドル。
ケースはステンレス製でバンドは3種類の革製あるいは2種類のステンレス製。バンドは付け替え可能だ。文字盤は6種類から選べる。デジタル時計やクロノグラフもある。
サイズは、直径46ミリで厚さ11.5ミリ。重さは49グラム(革製バンドの場合)。ディスプレイはゴリラガラス3で1.56インチ(320×290、205ppi)。512Mバイトのメモリと4Gバイトのストレージを搭載し、バッテリーは320mAhだ。専用のドックで無線充電できる。防水・防塵はIP67。Android 4.3以上のスマートフォンとBluetoothで連係し、メールやメッセージの着信、SNSのアクティビティ、予定などをプッシュ通知する他、音声認識でのGoogle Now機能の利用、心拍数や歩数の記録が可能だ。
イヤインタイプなのでヘッドセットというのも変だが、Bluetoothで接続したAndroid 4.3以上のスマートフォンに音声で命令を出し、音声の返答をイヤフォンで聞くことができる。
無くしそうなほど小さいが、充電もできる専用ケースが付属する。
Google Nowを起動して音声で質問し、音声で回答を得たり、Google Mapsのナビの音声案内を聞くことができるのは便利そうだ。
同日米国で発売される。価格は149.99ドル。
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