GoogleのWebブラウザの最新版「Chrome 49」がWindows、Mac、Linux向けに公開された。危険度「High」8件を含む26件の脆弱性が修正された。
米GoogleのWebブラウザ「Chrome 49」が安定版となり、3月2日付でWindows、Mac、Linux向けに公開された。
Googleのブログによると、最新バージョンの「Chrome 49.0.2623.75」では26件のセキュリティ問題が修正された。その中の8件は、同社の4段階評価で上から2番目に危険度が高い「High」に分類されている。
このアップデートでは、一般ユーザーの目に見える新機能は追加されていないが、マウスでのスクロールが滑らかになる「Smooth Scrolling」や、Chromeを閉じていてもサーバとデータを送受信する「Background Sync」のサポートなどが追加された。
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