「Firefox 56」「Firefox ESR52.4」では多数の深刻な脆弱性に対処。Android版ではFlashのサポートが打ち切られた。
米Mozilla Foundationは9月28日付で公開したWebブラウザ「Firefox」の安定版と延長サポート版のアップデートで、複数の深刻な脆弱性に対処したことを明らかにした。
Firefoxの安定版は最新バージョンの「Firefox 56」がデスクトップ向けとAndroid向けに公開され、延長サポート版は「Firefox ESR52.4」に更新された。
Mozillaのセキュリティ情報によると、更新版で修正された脆弱性のうち、2件のメモリ関連の問題については、重要度が4段階で最も高い「最高」に区分けされ、悪用されれば任意のコードを実行される恐れもある。他にもFirefox 55までのバージョンに存在する多数の脆弱性が修正された。
Android版ではFlashのサポートが打ち切られ、Android 4.0を搭載した端末のサポートも終了した。
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