YouTubeがSnapchatやInstagramの人気機能「ストーリー」に似た機能「Reels」を、人気チャンネルにのみある「コミュニティ」タブの1機能として追加した。他のストーリーと異なり、自動的には消えない。
米Google傘下のYouTubeは11月29日(現地時間)、人気ユーチューバーがファンと交流するためのタブ「コミュニティ」に新機能「Reels」をβ版として追加したと発表した。米SnapがSnapchatで始め、米Facebook傘下のInstagramなどが追随する写真や短い動画をまとめて投稿する機能「ストーリー」に似た機能だ。
具体的なReels作成方法の説明はないが、短い動画をスマートフォンなどで撮影して簡単な編集を加え、投稿するもののようだ。
YouTube自身が公式ブログで「Reelsは人気のある“ストーリー”機能のYouTubeなりのスタイル」と説明している。Snapchatのストーリーとの大きな違いは24時間で消えない点と、コミュニティの機能なので誰もが使えるわけではない点だ。
自分のチャンネルにInstagramへのリンクを置いているユーチューバーも多いが、Reelsがあれば少なくともストーリーについてはYouTube内で完結できる。
YouTubeはまた、コミュニティタブを追加できるチャンネルの範囲を拡大し、登録者数が1万人以上であれば使えるようにしたことも発表した。
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