近畿大学は、NTTデータ関西との協働により、インターネットバンキングを活用した新たな学費納入方式を導入。納付書なしで学費を振り込みできる。紙で運用していた納付書の送付を廃止し、事務手続きをペーパーレス化することで、管理作業の効率化やコスト削減、学費納付時の利便性向上を図る。
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近畿大学は、2019年4月5日から、在学生の学費納入にインターネットバンキングを活用して、納付書なしで振り込みができる新たな学費納入方法を導入した。これに伴い、学費納付書の送付を廃止し、手続きのペーパーレス化を進める。学費納入用のWebサイトやシステムの構築は、NTTデータ関西が協力した。
従来は、前期(5月)と後期(10月)の年2回(新入生は年1回)の学費納入時に、大学から在学生全員に学費納付書を郵送し、学生や保護者がそれを持って銀行窓口かATM、またはインターネットバンキングで学費を振り込む方式だった。2018年度は、在学生約3万4600人に納付書を発行し、印刷費用や発送費用として約1350万円のコストが発生していた。
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