カルビーは「モバイルワークの標準化とフルフレックス導入」を主軸とするニューノーマル時代の働き方を開始し、施策実施を支えるツールとして、従業員の出社状況をモニタリングするアプリをServiceNowのクラウドプラットフォームを活用して自社開発した。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
ServiceNow Japanは2020年7月15日、カルビーがServiceNowのクラウドプラットフォーム「Now Platform」を活用し、従業員の出社率状況を把握するためのアプリ「本社出社管理システム」を開発、運用開始したと発表した。
カルビーは、2014年に在宅勤務制度を開始し、2017年には利用日数や場所の制限をなくした「モバイルワーク制度」を導入するなど、働き方についての取り組みを進めてきた。2020年7月1日からは、ニューノーマルの働き方「Calbee New Workstyle」を掲げ、モバイルワークを基本とした働き方を標準化する取り組みを開始している。
同社では、この新しい働き方の3つの柱の一つとして、「モバイルワークの標準化とフルフレックス導入」を掲げており、オフィス勤務者はモバイルワークを原則とし、フレックス勤務のコアタイムを廃止することで、結果的に「30%前後の出社率」を目指すとしている。なお、他の2つの柱としては、「単身赴任の解除」「通勤定期券代の支給停止とモバイルワーク手当の支給」を掲げている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.