ガートナーによると、世界におけるRPAソフトウェアの売上高は2021年に20億ドル近くに達する見通しだ。コロナ禍の経済的な圧力にもかかわらず、2024年まで2桁成長で市場拡大すると予測する。
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ガートナー ジャパン(以下、ガートナー)2020年9月30日、世界におけるRPA(ロボティックプロセスオートメーション)ソフトウェアの市場予測を発表した。
2021年の同市場の売上高は、前年比19.5%増の18.9億ドルに達する見通しだという。
さらに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)による経済的な圧力にもかかわらず、RPA市場は2024年までに2桁の成長率で拡大すると予測している。
米ガートナーによると、RPAプロジェクトの主な推進要因となるのは、「プロセスの品質」「スピード」「生産性を向上させる能力」であり、COVID-19の危機下でも、コスト削減を考える組織にとって、それらの能力はますます重要になっているという。企業は、RPAソフトウェアに投資することで、デジタル最適化の取り組みを迅速に進められる。
また、市場推進の背景として、RPAの平均価格は2020年末まで10〜15%下落し、2021〜2022年には年平均5〜10%下落すると予測している。
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