日本IBMは、ハイブリッド/マルチクラウド対応の統合セキュリティソリューション「IBM Cloud Pak for Security」に新機能を追加して脅威管理機能を強化する。脅威の検知、調査、対応に、データレベルのインサイトとユーザー行動分析を結び付ける業界初のアプローチを取り入れた。
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日本IBMは2020年10月27日、ハイブリッド/マルチクラウド環境に対応するセキュリティプラットフォーム「IBM Cloud Pak for Security」に新機能を追加すると発表した。
IBM Cloud Pak for Securityは、IBM傘下のRed Hatが提供する「Red Hat OpenShift」と統合済みのコンテナ化されたソフトウェア群で構成されており、クラウド/オンプレミスにかかわらず、顧客環境の既存のセキュリティツールを統合管理/運用できる。オープンスタンダードの技術を活用して、ハイブリッド/マルチクラウド環境全体にわたる脅威インデックスを検出できる。また、ワークフローを用いた自動化により、インシデントへの対応を迅速化することも可能だ。
機密性の高いデータを狙うセキュリティ脅威の検知/対応、データを保護するための新たなデータセキュリティソリューションなどの新機能を、2020年第4四半期(10〜12月)のアップデートで順次追加する予定だ。
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