三菱UFJ銀行が「eKYC支援サービス」を採用 セキュリティ対策は

三菱UFJ銀行は、口座開設などのオンライン手続きでの本人確認業務に日立の「eKYC支援サービス」を導入し、2021年から運用を開始する。免許証やマイナンバーカードの券面撮影かICチップの読み取りと、セルフィー写真の送信で本人確認が完了する。安全かつ利便性の高いサービス提供を目指す。

» 2020年12月18日 11時30分 公開
[金澤雅子ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 日立製作所(以下、日立)は2020年12月17日、三菱UFJ銀行がオンライン本人確認業務を支援する同社の新サービス「eKYC支援サービス」の採用を決定したと発表した。本人確認書類の券面撮影かICチップの読み取りとセルフィー写真の照合で本人確認を完了できるようになる。

 三菱UFJ銀行では、同サービスを利用した本人確認業務の運用開始を2021年に予定している。

 日立は、同サービスを金融機関向けの汎用(はんよう)サービスとして同日から販売を開始し、2021年5月から提供する。価格は個別見積もり。ニューノーマル時代に非対面チャネルの拡充が期待される中、同サービスにより、本人確認手続きに要する負荷を軽減し、利用者に対する安全で利便性の高いサービスの提供を支援するとしている。

第三者のなりすましや電子データ改ざんを防ぐために導入した技術とは

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ