ガートナーによれば、世界の政府機関ではレガシーシステムの近代化が加速するとともに、アジリティやレジリエンスを高める取り組みが進められているという。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
ガートナー ジャパン(以下、ガートナー)は2021年4月1日、2021年に注目すべき政府関連テクノロジートレンドのトップ10を発表した。
今回のトップ10は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)によってもたらされた課題とディスラプション(創造的破壊)に対応するための柔軟なオペレーティングモデルを探る目的でまとめられた。
コロナ禍の影響を受け、世界の政府機関はデジタルイノベーションが加速し、データやテクノロジーを活用して公共機関の信頼性やアジリティ(俊敏性)、レジリエンス(回復力)を高めるための取り組みが進められている。
その中で、今回のトップ10に挙げたテクノロジーは、特に政府のデジタルイノベーションを加速させ、公共サービスを最適化/変革する可能性を秘めているという。政府機関のCIO(最高情報責任者)にとって、有効なテクノロジーの選定やIT投資の根拠、タイミング、優先順位の確定などの参考になるとしている。
ガートナーが挙げた2021年に注目すべき政府関連テクノロジーのトレンドトップ10は以下の通りだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.