IDC Japanによると、2020年の国内エンタープライズアプリケーション市場はマイナス成長となった。2021年以降は、「2025年の崖」問題への対応やDXの進行によって継続的な市場成長が見込めるものの、そのスピードは緩やかなものになると予測している。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
IDC Japan(以下、IDC)は2021年7月6日、「国内エンタープライズアプリケーション(EA)ソフトウェア市場」について、2020年の売上額実績と2025年までの市場予測を発表した。
IDCでは、国内EAソフトウェア市場を「ERM(Enterprise Resource Management:エンタープライズ資源計画)」「SCM(Supply Chain Management:サプライチェーンマネジメント)」「PLM(Product Life-cycle Management:製品ライフサイクル管理)」のアプリケーション群で構成される市場と定義している。
なお、今回の市場予測は、2021年4月末時点における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響と見通しを考慮したものになっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.