ランサムウェア攻撃の検出数、2020年から半減――それでも全く楽観できない理由 Trend Micro調査

Trend Microは、2021年前半のサイバーセキュリティデータを分析した報告書「Attacks From All Angles: 2021 Midyear Cybersecurity Report」を公開した。調査から明らかになったランサムウェアの変化とは。

» 2021年09月18日 07時00分 公開
[後藤大地有限会社オングス]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 Trend Microは2021年9月16日(現地時間)、同社のブログで2021年前半のサイバーセキュリティ攻撃やインシデントなどを分析した報告書「Attacks From All Angles: 2021 Midyear Cybersecurity Report - Security Roundup」を公開した。

 同社は2021年前半に約410億件の脅威をブロックまたは検出しており、報告書ではこれらのデータに基づきサイバー攻撃の動向を分析している。

Trend Microは2021年前半のサイバーセキュリティ攻撃やインシデントなどを分析した(出典:Trend MicroのWebサイト)

2021年前半のサイバーセキュリティ動向は?

 Trend Microは2021年前半の分析結果を「あらゆる角度からの攻撃が多発している(Attacks From All Angles Abound)」と分析する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.