企業IT最適化のゴールを目指す――成功するシステムへの羅針盤
指針を持たずに自社に最適なITシステムを選択するのは、さながら海図を持たず航海するが如しである。本特集では情報システム部が企業IT最適化を図れる羅針盤として、理想的な企業システム構築の道を探る。
新着記事
Java Review:APサーバを問わずJavaアプリケーションを動かすには?
Webシステムでは複数のベンダーのアプリケーションサーバを利用していたり、Webシステム更改の際アプリケーションサーバを変更したりする場合がある。このような場合に動くはずのアプリケーションが動かなくなったという経験はないだろうか。今回は、Webアプリケーションサーバを変更した時にJavaの業務アプリケーションで留意すべき点について説明する。
(2009/12/18)
Java Review:Webシステムの性能要件を検証する「手順と実践」
Webシステムの性能設計後には、性能要件をあらかじめ実機マシンで検証しておくとよい。検証の目的は、マシンサイジング時に設定した内容や機器構成が、性能要件を満たしているかどうかを確認するためである。今回はWebシステムの性能要件の検証手順や考え方について紹介する。
(2009/11/13)
Java Review:Webアプリの性能やメモリ関連の問題を、コーディング時に回避
アプリケーションの“作り”が悪いと、Webシステムの運用時に性能やメモリ関連の問題が発生する原因となる。今回は、Javaアプリケーション作成時に留意しておくべき基本的なポイントについて紹介する。
(2009/10/20)
JP1 V9 Review:サーバ統合を見据えたジョブ関連の機能向上
サーバ統合による管理対象の大規模化にともない、従来型のジョブ管理機能では不足が出る事態も考えられる。JP1 V9では先手を打つ形で関連する機能を拡充した。
(2009/10/14)
Java Review:Webシステムにおける「文字コード変換の落とし穴」
一般的にWebシステムは、データベースやレガシーシステムなどと連携することが多い。しかもJavaアプリケーションの文字コードとしてはUnicodeが使用されるため、システム間での文字エンコーディング変換が必要になり、文字コードに関するトラブルも後を絶たない。今回は、アプリケーション作成時やシステム設定時のエンコーディング変換に関して考慮するべき点を解説する。
(2009/09/09)
JP1 V9 Review:インターネットサービスの稼働分析を改善する
JP1 V9のアベイラビリティ管理では、運用性、操作性を向上するため「クイックガイド」と「キーワード検索」にも改善を施した。その内容を解説する。併せて「IEシナリオによる計測」についても紹介する。
(2009/08/12)
JP1 V9 Review:システム障害個所の特定には「監視」と「分析」が重要
今回解説するJP1 V9の強化ポイントは、「アベイラビリティ管理におけるサーバ稼働情報のサマリ監視」と「リポート分析機能」である。
(2009/08/11)
JP1 V9 Review:キーワードは「エージェントレス」――仮想環境の稼働監視
システム構成の柔軟な変更が前提となる、仮想環境におけるアベイラビリティ管理を効率化するためには、エージェントレスでの監視が可能か否かがポイントだ。
(2009/08/10)
JP1 V9 Review:仮想環境にも役立つ「イベント管理のあるべき姿」
今回はJP1のVersion 9で強化された、統合管理の「大量イベント管理」に加え、イベントの「フォーマット変更」や「重大度変更」、「メッセージの変換」について取り上げる。
(2009/07/15)
Java Review:Java VMのメモリ不足――原因切り分けから解決まで
Java VMのメモリ不足の問題は、解決までに時間を要する。だが適切な初期調査を行えば、ある程度まで原因を絞り込め、早期解決につながる。今回はメモリ不足問題の対応方法を、体系立てて解説する。
(2009/07/10)
JP1 V9 Review:仮想環境へ移行する企業システム、その統合管理をどうする?
日立が提供するJP1が3年ぶりにバージョンアップした。Version 9で強化されたポイントをレビューする。連載第1回は、主な強化ポイントのまとめと「構成管理」について述べる。
(2009/07/03)
Java Review:“Don’t”Stop the World――Full GCへの対策
Full GCの発生は、ミッションクリティカルなWebシステムでは許容できない問題である。発生の抑止方法について順を追って検討してみよう。
(2009/06/10)
Java Review:JavaVMのメモリ管理をマスターする
Webシステムの安定動作には、メモリ使用量の適切な見積もりが不可欠。だがJavaVMでメモリがどのように管理されるかを理解しているだろうか? メモリに関する問題が発生すると、知識や技術資料の不足によって問題が長期化しがち。JavaVMでどのようにメモリが管理されているかを理解し、正確なメモリサイジングやメモリ関係のトラブルの早期解決へとつなげよう。
(2009/05/27)
Java Review:ITアーキテクトに求められる「Javaの互換性やサポート」という視点
Javaにおける開発環境の進歩と同時に、ブラックボックス化とそれにともなう課題も発生している。開発現場での課題解決を図る連載第1回では、互換性とサポート期限に焦点を当てる。
(2009/04/30)
Cosminexus V8 Review:改善サイクルを加速する「経験則とシステムの融合」
業務のノウハウをすべてのスタッフが共有し、適切なロードバランスを得ることはなかなか難しい。Cosminexusではベテランのノウハウをそのまま手順化し、システムにも反映させることができる仕組みを提供している。
(2009/03/30)
Amazon EC2/S3のコストを試算:値段で分かる、クラウドの「おいしい」使い方
クラウドコンピューティングの利点はさまざまに伝えられているが、実際にはどれほどのコストメリットがあるのだろうか。Amazon EC2/S3を例にとって試算してみよう。
(2009/03/24)
Cosminexus V8 Review:「作らない開発」による段階的な最適化で競争力をアップ
企業の競争力を向上するには、ITシステムの改善が欠かせない。しかし、理想にこだわりすぎると思わぬ痛い目を見ることも。SOAに基づいた現実的アプローチの方法を探る。
(2009/03/16)
クラウドコンピューティングの実際:IT業界の産業革命――クラウドがすべてのビジネスパーソンに与えるメリット
「クラウドコンピューティング」はあちこちで聞かれる言葉だが、その意味するところは情報源によって異なるケースも少なくない。本当のメリットを享受するため、クラウドで何ができるかを考えよう。
(2009/03/13)
SOAへの現実的なアプローチ:SOA成功への第一歩――フロントエンド統合、その正解は
SOAを導入する際に必要なのは、段階的に業務システムを進化させることだ。ここでは特にフロントエンドの統合について考えていきたい。
(2009/03/09)
Cosminexus V8 Review:データベースでは間に合わない! データ発生と同時にアクションが可能な「リアルタイム分析」
刻一刻と変化する状況を即座に分析するには、データベースを介した分析では手遅れになることがある。Cosminexusではリアルタイムな分析を可能にする「ストリームデータ」処理機能を備えている。
(2009/03/03)
Cosminexus V8 Review:バッチジョブ高速化のカギはJavaVMの常駐化にあり
Javaで作られたバッチジョブの高速化にはJavaVMの常駐化が必要だが、簡単な作業ではない。CosminexusにはJava環境のバッチ処理基盤があり、常駐化が容易になっている。
(2009/02/23)
Cosminexus V8 Review:メモリリークが多発! メモリの開放漏れはこうやって見つける
システムダウンやスローダウンを招くWebアプリケーションサーバのメモリリーク。Cosminexusのメモリ解析機能はこのメモリリークの回避を支援する。
(2009/02/09)
Cosminexus V8 Review:「だんまり」を決め込むWebシステム。バグをどう見つける?
開発やシステム運用段階においてWebシステムの無応答状態が発生した場合、原因となるアプリケーションプログラムを特定するのは難しい。Cosminexus標準搭載のJavaVMには、このような問題を解決するトレース機能が備わっている。
(2009/02/02)
Cosminexus V8 Review:プロの技をシステム化せよ!失敗しないキャパシティ管理
システムの安定稼働を目指すうえでは、サーバのキャパシティを管理することが大切だ。だが、予期せぬ事態への対処には人の判断や操作が介在し、さらなる障害を招きかねない。これを防ぐ方法とは何だろうか。
(2009/01/26)
Cosminexus V8 Review:誰もができる、一貫した性能ボトルネック解析
性能ボトルネックの解析は、SEの経験やスキルが求められるやっかいな作業だ。クライアント側とサーバ側で一貫した解析を可能にする、Cosminexus搭載の解析ツールについて解説する。
(2009/01/13)
Cosminexus V8 Review:トラブルよ、さらば!――Webシステム構築のミスを防ぐには
Webシステムの構築の中で特に煩雑になるのが環境パラメータ設定と本番環境への移行だ。これらの作業における手間を省き、ミスをなくすための方法を紹介する。
(2008/12/16)
アナリストに学ぶ情シストレンド:“サムライAPサーバ”を選択する視点
APサーバには「舶来品」が多い。そのため日本語処理関連で苦労した経験をお持ちの方も少なくないだろう。だが国産APサーバの中には、文字エンコード変換高速化を図り、ユーザーの体感レスポンス改善を図ったものもある。日本の情報システムに最適なAPサーバを選ぶ視点を、アナリストが示す。
(2008/12/08)
Cosminexus V8 Review:Webアプリの開発は、デバッグ含めワンストップで――MyEclipse
エンタープライズ向けのWebアプリケーション開発では、生産性向上や品質向上に寄与する取り組みや最新技術の採用など、開発環境に求められる要件は多岐にわたる。CosminexusではMyEclipse環境を中心に開発者の要求に応える。
(2008/12/01)
Cosminexus V8 Review:サーバダウンは起こるもの。だがユーザーには迷惑をかけない!
Webシステムを安定稼働させるための課題は、メモリ管理方式だけではない。想定外のリクエスト集中でもシステムを止めない工夫や、部分障害の全体波及を食い止めたり,障害の兆しを検知して先手を打ったりする必要がある。
(2008/11/17)
Cosminexus V8 Review:Javaの「Stop The World」を回避する現実解
Webシステムの停止をもたらすFull GCを防ぐ手法、それは「長時間使うインスタンス専用の特別な管理領域を持つ」というものである。
(2008/11/04)
Cosminexus V8 Review:時間よ、止まるな!――Javaにおけるメモリ管理という課題
運用現場で悩みのタネになっているのが、突然発生するJavaアプリケーションの“Stop The World(一定時間応答のない状態)”である。解決の方法はあるのだろうか?
(2008/10/20)
Cosminexus V8 Review:ユーザー側からの業務カイゼンを促がすSOA基盤
Cosminexus(コズミネクサス)とは日立が提供するWebアプリケーションサーバやSOA基盤を総称するブランド名だ。先日発表されたV8で強化されたポイントを詳解する。
(2008/10/14)
AdminIT Daily News:現場知とシステムの融合がコンセプト――日立「Cosminexus V8」
日立は10月2日、同社のSOA基盤製品「Cosminexus」の最新版を発表した。これまで属人的だったノウハウとシステムの融合を通じ、システム構築の“工業化”を図る。
(2008/10/02)
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SMB向けに特化:日立、中堅中小向けPC運用管理ソフト「JP1 Ready Series」を発売
日立は中堅中小向け運用管理ソフトの新シリーズ「JP1 Ready Series」を発表。第1弾として、PCのセキュリティ管理を支援する「JP1/Desktop Navigation」を発売する。誰でもすぐに使える簡単さを目指したという。
(2009/09/08)
HITACHI Open Middleware World 2008 Autumn Report:仮想化時代に求められる運用管理の手法とは
11月17日、日立製作所の最新ITソリューションを紹介する「Open Middleware World 2008 Autumn」が開幕した。同社の運用管理ソフトウェアである「JP1」およびアプリケーションプラットフォーム「Cosminexus」の最新機能を中心に、事例や展示を織り交ぜた総合的なソリューション紹介が行われている。
(2008/11/18)
オゾン層や気候変動の研究を支援:NASA、気象データシステムに日立製のストレージを採用
NASAは、地球大気の構成成分のデータを管理するシステムに、日立製のコンテンツアーカイブ向けストレージを採用。70Tバイトものデータを統合管理できるようになったとしている。
(2008/08/27)
Gartner Column:IT投資の責任は誰にあるのか
今回はIT投資の責任は誰にあるかについて考えます。IT投資の失敗はビジネス部門の責任だと思っている人も多いのではないでしょうか。
(2008/09/05)
Gartner Column:IT予算をさらに極めましょう
前回、IT予算についてのお話をしたところ反響が大きくて驚きましたので、今回は続編をお届けいたします。皆さんのお仕事の苦労が経営層に一目で分かるようなIT予算の考え方をお話します。
(2008/08/08)
GartnerColumn:IT予算をどう決めるか――調査結果から考える
今回は実際に寄せられる質問を基にして、IT予算について少しくだけたお話をします。
(2008/07/04)
日立のCosminexus、情報基盤強化税制の優遇対象製品に認定
日立製作所はCosminexusが「連携プログラム技術評価制度」において初めての適合製品に認定されたと発表した。
(2008/08/01)
HITACHI Open Middleware World 2008 Report:グリーンITの決め手は運用管理
グリーンITを実現するには、省電力のハードウェアに買い換える前に、使い方そのものを工夫することで多くの部分が改善されるという。
(2008/06/18)
日立、メインフレーム後継機となるエンタープライズサーバとOSを発売
日立は、メインフレーム後継機となるエンタープライズサーバ「AP8800」とOS「VOS3/US」を発売する。
(2008/02/21)
レガシーはSOAでこそ生かすもの――日立、Cosminexusの堅い選択
帳票データ処理を始めとするメインフレーム運用は、現代でも不可欠なもの。レガシーなシステムとSOAを共存させるためには、統合基盤が必要となる。日立は、新たなリリースとなるCosminexusで相互運用性の核心へと向かう。
(2007/06/15)
SOAへの対応をさらに強化したCosminexusを発売――日立製作所
日立製作所は6月5日、統合システム構築基盤「Cosminexus」の新バージョンの発売開始を発表した。
(2007/06/05)
最新ソフトウェア 今月の差分:Cosminexus Version 7はSOA基盤としてどのように強化されたか
日立のアプリケーションプラットフォームの最新バージョン「Cosiminexus Version 7」には、これからの企業システムを支える最新機能が数多く実装された。今回から数回にわたりCosminexusの改良点を見ていくが、今回はCosminexusの概要と、SOA基盤としての改良点を見ていこう。
(2006/08/09)
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