インドオフショア開発のコストはいくら？：インドオフショアの裏話（1）（3/3 ページ）

[向井永浩，ソフトブリッジソリューションズジャパン]

インド人エンジニアの日常

　本コラムでは、インドや日本で活躍するインド人エンジニアの日常を紹介していきます。

名前：Basavraj Shahapure（バサワラジ・シャハプレ）さん：30歳

　シャハプレさんはインド・プネ市の日本企業向けソフトウェア会社勤務しています。大学時代に日本語を外国語学習として専攻したことが、日本企業向けプロジェクトで働くきっかけとなりました。

　現在、大手日本企業向けプロジェクトにおいてプロジェクトリーダーとして働いています。プライマリスキルはPHP。現在、2008年6月から9月まで東京で3カ月間のオンサイト対応中です。

　従って、現在は外国人専用WEEKLYマンションに住んでいます。ベジタリアンのため、日本では食事に苦労しているのが悩みの種です。

Q1. 技術的な情報はどこで収集しますか？

　米国や英国、およびインドのWebサイトもしくは雑誌や技術本で収集します。ジョブ登録サイトでどんな技術がいま最も求められているか、自分の価値がいま市場でどれくらいの相場なのかもチェックしています。

Q2. 将来のビジョンは？

　キャリアパスとして、5年後は日本向けプロジェクトのプロジェクトマネージャとして働きたいです。10年後はできたら起業したいと考えています。

Q3. 休日の過ごし方は？

　インドでは映画に行くことが多いです。ハリウッド映画もしくはボリウッド映画（ボンベイで作られた映画）を見ることが多いですね。現在は東京にいるので、休日は秋葉原などに電化製品を見に行くなど、休日を楽しんでいます。

筆者プロフィール

向井 永浩（むかい ひさひろ）

ソフトブリッジソリューションズジャパン株式会社

ビジネスソリューションブループ オフショア開発コンサルタント

岐阜県中津川市生まれ。金沢大学卒業。2000年大学卒業後、大手国内メーカーにSEとして入社。2006年ソフトブリッジソリューションズジャパン株式会社入社。

現在インドオフショア開発に従事。1年のうち数カ月はオフショア拠点のインド・プネ市で過ごす。

「インドオフショアの裏話」バックナンバー

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