DVDビデオ/音楽CD/VCDといった基本フォーマットに加えて、CD-R/RWやDVD-R/RWなど記録型メディアに焼いた音楽データ(MP3/WMA)やデジカメなどの静止画データ(JPEG)を再生できたり、DVDレコーダーでDVD±R/RWに録画したTV番組を視聴できたりと、単にDVDソフトを鑑賞するツールから一歩進んだ楽しみ方を提案している。その中には「EG-D700」のように、DVD±R/RWへPCから直接焼いたMPEG-2/1データ――つまりDVDビデオ形式になっていない「生ペグ」にまで対応しているものもある。
安いだけでなく、高機能/小型軽量/スタイリッシュ/充実した再生機能など、特徴的で個性豊かなポータブルDVDが多いのも、今年の春の新製品の傾向だ。
今、ノートPCでは、DVDドライブ内蔵の2スピンドル機が人気だ。ディスプレイも大画面の高精細タイプで、最近は動画対応をうたったものも多い。このようなDVD搭載ノートPCを持っている(または購入予定)のユーザーからは「DVD視聴はこれで十分」といった声が聞かれる。
だが「電源ポン」ですぐ視聴できる“専用機”の便利さは、なにものにもかえがたい。
ITmedia編集部のあるユーザー(女性)は、起床/食事時/掃除中/帰省先/旅行先/仕事場でフル活用するなど、ポータブルDVDが生活の一部になっている。また、ある映画好きユーザーは、同じ映画を繰り返し観るためにポータブルDVDを購入し、常に自分の傍らに置いてBGMがわりに映画を流しているという。
もちろん映画だけでなく、DVDレコーダーで録りためたままでなかなか見る機会のなかったTV番組のDVD-R/RWディスクをセットして、いろんな場所で空き時間などを利用して“ながら視聴”するといったことも、再生機能が充実した近年の製品なら可能だ。
実際購入したユーザーからは「使ってみるととても便利」という声が多いポータブルDVDだが、メーカー発表の情報や店頭で触った程度ではなかなかその魅力が伝わってこない。LifeStyleでは今年1〜4月に発売されたばかりのポータブルDVD新製品群をピックアップし、実機を使ったレビューを連載してきた。
毎日の生活に潤いをもたらすポータブルDVDは、春の行楽シーズンの“旅のお供”にも最適。レビューを参考に、自分に最適な1台を探してみてはいかがだろうか。
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