ハウジング部は縦型の楕円形で、映画視聴用に専用チューニングされた密閉型ヘッドフォンを採用。低域が出る振動板にして音質を高めたという。
大音量/高音域(小音量/低音域)をあるレベルまで下げて(上げて)聞きやすくする「コンプレッション機能」を装備した。「AVアンプなどに搭載されているダイナミックレンジコンプレッションと同様の機能」(同社)
光入力とともにそのままスルーする「光スルー出力」端子も装備。DVDプレーヤー/AVアンプなど光出力を利用する機器への配線の間に、コードレスヘッドフォンを挟んで利用できる。
日本ビクターのブースでは、本日9月22日に発表されたばかりのコードレスサラウンドヘッドフォン「HP-W1000」を展示していた。実売は4万2000円前後で、11月10日から発売する予定。
高音質なワイヤレス伝送を可能にする非圧縮デジタル赤外線伝送方式を採用。アンプ部にも高効率なデジタルアンプを搭載し、光デジタル入力からアンプ出力までを完全にデジタル化しているのが最大の特徴だ。
映画や音楽などのAVソースを迫力の臨場感で楽しめる「ドルビーヘッドフォン」技術を搭載したほか、ドルビーデジタル/ドルビープロロジックII/DTSの各デコーダーを内蔵しているほか、デジタル放送のMPEG-2 AACもサポートしており、地上/BSデジタルの5.1chサラウンド放送も楽しむことができる。
「伝送経路をすべてデジタルにした。振動板を鳴らすところの直前までフルデジタルで伝送できる。松下さんの新製品はかなり安いようだが、ドルビーヘッドフォン対応ではなく、デジタルアンプも採用していない。音質面でわれわれの製品の方が有利」(同社)
光デジタル入力は2系統を装備。大口径40ミリの高磁力ネオジウムドライバーユニットを採用。充電は専用コードをヘッドフォン部に接続する方式となる。
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