国連機関である国連欧州経済委員会 (ECE) と国際ロボット連盟 (IFR) が共同実施した調査「World Robotics 2004」によれば、2004年前半の産業用ロボット発注台数は18%増加したという。家庭用でも、2003年に61万台の自動式の掃除機、芝刈り機が稼働しており、2004年から2007年の間に400万台が増える予想だという。
この調査によれば、ドイツではロボットの対人間労働コスト比は1990年を100とすると2004年には15にまで下落しており、北米でも12に落ちているという。
日本では従業員1万人当たり320台のロボットが利用されており、ドイツでは148台の産業用ロボットが従事している。イタリアは116台、スウェーデンは99台、米国、フィンランド、フランス、スペイン、オーストリア、デンマーク、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクは50〜80台となっている。
自動車産業ではこの数字はさらに高く、日本、イタリア、ドイツでは従業員10人につき、1台の割合でロボットが利用されているという。
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