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» 2004年12月02日 20時25分 公開

トヨタの“未来住宅”は先端技術てんこ盛り

トヨタ自動車とトヨタホームは、愛知県長久手町にある「トヨタ博物館」の向かいに“約10年後の近未来の生活”を提案する実験住宅「トヨタ夢の住宅PAPI」(パピ)を建設した。「愛・地球博」の開催に合わせ、2005年3月25日より一般公開する。

[ITmedia]

 トヨタ自動車とトヨタホームは、愛知県長久手町にある「トヨタ博物館」の向かいに“約10年後の近未来の生活”を提案する実験住宅「トヨタ夢の住宅PAPI」(パピ)を建設した。「愛・地球博」の開催に合わせ、2005年3月25日より一般公開する。

photo 外観はガラスとアルミが中心のシンプルモダンなデザイン

 PAPIは、さまざまな分野の最新技術を盛り込み、未来の生活シーンに合わせる形で実装した“夢の住宅”だ。延べ床面積は633平方メートル。トヨタホームの耐震ユニット構造を採用した建物は2階建てで、外壁は「色素増感型太陽電池壁モジュール」による“発電する外壁”となっている。

 リビングキッチンや寝室など居室は主に2階に配置し、1階にはホームシアター、茶室、インナーガレージなどを設けた。家中に配置されたセンサーは、空調や照明、エネルギー消費などを自動的に制御。たとえばホームシアターでは、人の気配を感じるとBGMが流れ、映像が始まると一番観賞しやすい環境に音響と照明を自動調整するという。また、ホームネットワークに繋がるさまざまな機器は「ユビキタスコミュニケーター」と呼ばれる端末で簡単に操作できる。

photo PAPIのネットワーク端末となる「ユビキタスコミュニケーター」

 ガレージは、車と家が連携する空間だ。たとえばホームサーバとカーナビをネットワーク接続し、最新の情報を交換。停電時には、ハイブリッドカーで発電した電力を家に供給するといったことも可能になる。また寝室には、穏やかな眠りを誘うBGM、寝返りしやすく快適な姿勢で眠れるマットレスなど、快適な睡眠を演出するための装備を満載。眠りの深さを推定する生体情報センサーが、照明と採光を制御して快適な目覚めを促すという。このほか、断水時に貯水槽としても使える室内プールを装備するなど、ITや環境、防犯・防災、健康など、さまざまな分野の最先端技術を盛り込んだ。

 PAPIの一般公開は、2005年3月25日から9月25日まで。少人数ツアー方式での案内のため、Webサイトでの事前予約が必要になる(2005年1月12日よりトヨタホームWebサイトで受付開始予定)。

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