iPodを始めとしたデジタルオーディオプレーヤーが人気だ。ポータブルCD/MDプレーヤーよりもたくさんの曲を持ち運べるほか、軽量なものでは数十グラムというコンパクトなものもあり、そっとカバンに忍ばせても気にならないほどの身軽さを魅力に感じるという人も多いだろう。
しかし、単純に搭載メモリ容量を比較するだけでも、フラッシュメモリタイプの少ないものでは128Mバイトから、HDDタイプの多いものでは60Gバイトと幅広く、そのほかサイズや連続駆動時間もまちまち。PCからの楽曲データ転送も欠かせないだけに、添付ソフトも含めたソフト面の使い勝手もチェックしておきたいところ。
毎週掲載しているGfKマーケティングの販売ランキングによると、iPod/iPod Miniが高い人気を誇っているが、ポータブルプレーヤーは日々携帯するものだけに、収録可能曲数やバッテリー持続時間、サイズなどを総合して考え、自分の使用スタイルにあったモデルをチョイスしたい。
そこで、Lifestyleでレビューを行ったお勧めのモデルをピックアップしてみた。デジタルオーディオプレーヤー購入時の参考になれば幸いだ。
HDD搭載タイプのメリットといえば、なんといっても搭載しているストレージ容量の多さ。少ないものでも4Gバイト、多いものでは60GバイトものHDDを搭載しており、60Gバイトの容量ならば1万曲以上をポケットに入れて持ち運ぶことができる。
しかし、フラッシュメモリタイプと比べると、HDDという部品を組み込まなくてはならないためにややサイズが大きくなってしまい、バッテリーの持続時間も短めだ(それでも短いもので8時間、長いものでは20時間近く持続する)。
とにかく小型軽量さを求めると不満な部分があるかもしれないが、手持ちのCDをすべて持ち運びたいという場合にはHDD搭載タイプがお勧めだ。
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