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ハードウェアから“海外旅行用辞書”を考える電子辞書を持って海外旅行へ行こう(1)(1/5 ページ)

» 2004年12月28日 08時53分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]

 電子辞書というと、これまでは文字通り“辞書”という使い方だけが強調されがちだったが、メモリの大容量化で多数のコンテンツを収録し、最新の電子辞書は1台でマルチに活用できるツールへと進化してきた。

 しかし、このように活用の幅が広がることによって、こんどはユーザーにとってはうれしくも悩ましい「どんな製品を選べばいいか」という問題が浮上してきた。年末年始休暇や卒業旅行を控えた時期ということで、「海外旅行に持っていく辞書」をテーマに、まずはハードウェア面からどのような製品がこうしたシチュエーションにふさわしいか考えてみたい。


 一口に電子辞書といっても現在販売されている機種だけでも、各社合わせてざっと100機種は超えており、その中からピッタリの1台を探し出すのはなかなかに骨が折れる。ここでは現在電子辞書を発売している5社(ソニー、SII、カシオ計算機、キヤノン、シャープ)から海外旅行に持ち出すという目的にマッチしそうな1台ずつをピックアップし、そこから製品選びのポイントを見ていきたい。

photo ソニー EBR-S8MS
photo SII SR-M7000
photo カシオ XD-DP1000
photo キヤノン wordtank V80
photo シャープ PW-C8000

 これらの5機種、特に海外旅行にフォーカスしたモデルだけというわけではなく、語学学習用モデルから生活・実用系充実タイプに分類されるものまでを揃えてみた。

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