シャープは1月6日、液晶テレビ「AQUOS」の累計生産台数が2004年12月28日で累計500万台を達成したと発表した。2001年1月発売のAQUOS第一号機「LC-20C1」から約4年で大台に乗せたことになる。
同社のAQUOS製造拠点である矢板工場(栃木県)/亀山工場(三重県)/SEES(スペイン)/SEMEX(メキシコ)/NSEC(中国)の国内外5工場での累計生産台数が500万台に到達した。「2001〜2004年までの薄型テレビ世界総需要は約1400万台と予測されているので、世界の薄型テレビの約3台に1台がAQUOSということになる」(同社)
同社は2000年12月に20/15/13型の3モデルのAQUOSを発表。2001年9月には業界初の30V型ハイビジョン対応「LC-30BV3」、2002年9月には37V型ハイビジョン対応「LC-37BD5」、2004年8月には45V型フルハイビジョン対応「LC-45GD1」をリリースするなど、業界最速・最大というトピックや最新機能搭載で市場をリードし、液晶テレビの大型化と高画質化を図ってきた。
500万台達成までの経過を振り返ると、量産開始から100万台達成(2002年12月)までは約2年かかっているものの、200万台達成(2003年10月)は10カ月、300万台達成(2004年5月)は7カ月、400万台達成(2004年9月)4カ月と100万台上乗せのペースは右肩上がりで早まり、400万台から500万台までは約3カ月にまで達成期間が短縮されている。
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