ITmedia NEWS >

“しっかりボディ”にハイエンド機能満載――「PowerShot S2 IS」レビュー(4/5 ページ)

» 2005年05月30日 22時34分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

作例

アオサギをテレ端で撮影。夕方でちょっと暗かったのでISO100に増感しているが、ISO100くらいなら問題ない。絞り優先AEにし、開放で撮っている。光の条件はよくないが実にディテールまでしっかり撮れていて気持ちいい写りだ。ISO100 1/200秒F3.5。432ミリ相当
アオサギが池にいる小魚を捕まえた瞬間。ここから器用に飲み込むのだが、動いているときは高速シャッターが欲しい。そこでISO400に増感したら1/800秒で撮影できた。おかげでくちばしの先と魚が被写体ブレせずに撮れたが、さすがにISO400だとかなりざらつきが出る。今後の課題は高感度時の画質か
木の上に止まって辺りを見渡すアオサギ。逆光なのでやや悔しいが、パープルフリンジも少なく悪くない写り。ISO50 1/640秒、F3.5
同じアオサギをデジタルズームで撮影。4xのデジタルズームをかけたのでかなりディテールが怪しくなり画質も低下しているがしょうがないところ。2倍程度ならデジタルズームもかなり実用的で、どうしてもアップで撮っておきたいときにいい。+2/3段の露出補正をかけてある
神田川にて濡れた羽をかわかすカワウ。270ミリ相当の望遠で撮影。ISO50で1/60秒F4.0。あまりいい撮影条件ではないが、シャープでしっかりした写りを実現してくれた
木の影に隠れてしまった猫。AFではどうしても手前の低木にピントが合ってしまうため、MFモードを使って撮影。液晶モニターだとピントの山がわかりづらいが、なんとか撮れた。こういうローアングル時は回転式液晶モニターが大活躍する。ISO50 1/60秒 F3.5
小田急線の新型ロマンスカーVSEを多摩川の河原から撮影。くっきりカラーで撮ったため、コントラストが高くて赤いラインが鮮やかに出た。1/400秒 F4

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.