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ファミリー向けデジ一眼のスタンダードになるか――ニコン「D50」レビュー(4/4 ページ)

» 2005年06月07日 00時46分 公開
[永山昌克,ITmedia]
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D50の作例

photo 断りのないカットはすべて、初期設定である「仕上がり設定」の「標準」を選択した。遠景の細かい部分の描写には少しもの足りなさが残るが、撮影時の狙いどおり、青空や緑がこってりとして色で表現された
photo 標準ズームのテレ寄りの焦点距離を使用し、F8の絞り優先AEで撮影。画面の隅々までくっきりと再現できている
photo このカットのみ「AF-S DXズームニッコールED18〜70mm F3.5〜4.5G(IF)」を利用し、これ以外はすべてキットレンズの「AF-S DXズームニッコールED18〜55mm F3.5〜5.6G」を使用した。この2本は価格や操作性は異なるが、ワイド側の描写力に大差は感じない。ただし、発色傾向はだいぶ違う
photo 「AF-S DXズームニッコールED18〜55mm F3.5〜5.6G」は、ズームの全域で28センチまで近寄れる。最大の撮影倍率は1/3.2倍と、接写に強い。AFは快適に作動するので、動きのある被写体もとらえやすい
photo シーンモードに相当する「デジタルイメージプログラム」の「クローズアップ」モードで撮影。絞りはF8となったが、接近して撮影したので背景はきれいにぼけている
photo 「仕上がり設定」の「風景きれい」を選んで撮影。というか、いろんなモードを試している最中に、たまたまこのカットがこの設定だったというのが本当のところ。実際の撮影では、「仕上がり設定」をひんぱんに切り替えるよりも、気にいった設定を見つけて、それで通すのが現実的だろう
photo 最低感度のISO200で撮影。マニュアル露出モードを選び、絞りをF4、シャッター速度を1/5秒にセットし、三脚を使用して撮影した
photo ISO400で撮影。絞りはF4、シャッター速度は1/10秒。ISO200に比べ、S/N比は低下するが、常用しても大きな問題はない画質といえる
photo ISO800で撮影。絞りはF4、シャッター速度は1/20秒。1/3ステップで感度を選べるD70sとは異なり、D50の感度設定は1段刻みとなる
photo ISO1600で撮影。絞りはF4、シャッター速度は1/40秒。ノイジーになるが、ブレを防ぎたいスナップ用には積極的に利用したい
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