パナソニックマーケティング本部は6月28日、ホームネットワークカメラの新製品「BL-C11」と「BL-C31」を7月21日より販売すると発表した。価格はオープンだが、実売価格は有線タイプのBL-C11が3万円前後、無線/有線タイプのBL-C31が4万円前後になる見込み。
新製品は既存のホームネットワークカメラ「BL-C10」「BL-C31」に、10倍のデジタルズーム機能と動体検知機能を追加した。温度変化によって人などを検知する「人感センサー」も引き続き搭載されており、より詳細に遠隔地の様子を確認することができる。
新搭載された動体検知機能を用いることによって、人感センサーでは検知できなかったガラス越しや遠方(5メートル以上)の状態変化を検知することが可能になった。変化があった場合には検知時とその前後の様子を静止画に保存したり、その画像をメールやFTPサーバへ送信することができる。送信した画像はPCや携帯電話、同社のデジタルTV向けコンテンツサービス「Tナビ」対応TVからでも確認できる。検知履歴を1日1回、定期的にメールで通知する「おしらセンサー」機能も搭載する。
その他の基本機能はBL-C10/C30と同一で、視野角は左右43度/上下32度。パン/チルトさせることによって左右143度/上下82度までの範囲を撮影することができる。センサーは約32万画素のCMOSセンサーで、動画については640×480ピクセルで7.5フレーム/秒か、320×240/160×120ピクセルで15フレーム/秒での撮影が可能となっている。1ルクスの明るさでも撮影できる「カラーナイトビューモード」と、本体にレンズを隠してプライバシーを保護する「かくれンズ」も搭載する。
BL-C31が備える無線LANは802.11b/gのデュアル対応で、セキュリティ規格としてはWEP64/128/152bitとSSIDに対応する。チャネル数は13。サイズはBL-C31が74(幅)×98(高さ)×73(奥行き)ミリ 約200グラム、BL-C11が74(幅)×98(高さ)×61(奥行き)ミリ 約170グラム。
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