東京・池袋 ナンジャタウンに7月15日にオープンする「りらくの森」は、疲れがちなIT戦士を“癒しまくる”ヒーリングパークだ。オープンを間近に控え、関係者に先行公開されたので、日々の疲れが抜けにくくなった30代前半の記者が早速体験してきた。
りらくの森に出展しているのは「RAKUZA」(ストレッチセラピー)、「南京気功 大推掌」(推掌式セラピー)、「鳥来」(台湾式リフレクソロジー)、「プレシャス フット」(リンパセラピー)、「DHORA VILLAS」 (インド式ヘッドセラピー)、「ロイクロ」(タイ古式セラピー)、「ルルドの癒屋」(ゲルマニウム温浴)の7つに、グッズ販売を行う「ヒーリングラボラトリー」の合計8店舗。
料金は店舗とサービス内容によって異なり、ゲルマニウム温泉体験(800円/10分)からタイ古式セラピー+ハーバルボールトリートメント(1万2000円/120分、90分と60分コースもあり)とさまざま。2000円〜3000円(施術時間は15分〜30分程度)のコースも多く用意されており、子供がナンジャタウンのほかのアトラクションで遊んでいる間にお父さんはリフレッシュ――という事も可能だ。
「施術者がただマッサージするのではなく、ヒーリング(癒し)を行う施設を目指した。マッサージやヒーリングというと、入りにくい印象を与えてしまう側面もあるが、ナンジャタウンというアミューズメントスポットに居を構えたことで、多くの人へ医療ではない“癒し”を提供できる殿堂を作れたと考えている」(監修を行ったマッサージ教育研究所の浅井隆彦所長)
筆者が体験してきたのは、台湾式リフレクソロジー「鳥来」の基本コース(足)。ここで行うリフレクソロジーは、ひざ下から足裏にある反射区を刺激することで全身の疲労感を和らげ、血液の循環をよくして内臓の働きを高めるという。足裏以外にも、体全体をマッサージするコースや耳の反射区を刺激する耳セラピーコースも用意されている。
靴下を脱いでベッドに横たわると施術開始。蒸しタオルとクリームを使ったマッサージが、夕方のむくみ始めた足にここちいい。クリームはコエンザイムQ10をたっぷりふくんだオリジナルのもので、肌本来のハリや活力を取り戻してくれるそうだ。
そうして足裏のマッサージに入り、「痛かったら言ってくださいねー」と声をかけられるがそれどころじゃない。あちこちのツボを押されるたびに激痛。声を上げそうになるところをこらえていると、だんだん気持ちよく感じるようになってきた。長いようで短い15分のマッサージが終わると、確かに足が軽くなっていた。それに、血行が促進されたのかほんのりと足裏が暖かくも感じる。
これらの店舗以外にも、体調によって水の色が変化する「七色の滝」や、玉石が敷き詰められ歩くだけでツボを刺激できる「玉石の小道」、ストレスを測定できる「エナジーメジャー」なども設けられており、来場者をリラクゼーションの世界にいざなう仕組みが満載だ。また、グッズショップ「ヒーリングラボラトリー」では100種類以上のハーブティーや中国茶をはじめ、アロマオイル、フットバス、ツボ押し機などが販売されているほか、味覚以外の五感すべてに作用するヒーリングカプセルも体験できる。
「りらくの森」の営業時間は10時から22時まで(年中無休)。入場料は無料だが、ナムコ・ナンジャタウンの入場料(大人が300円、子ども200円)が必要となる。
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