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コラム
» 2005年08月15日 18時31分 公開

レビュー:“挑戦的”なマルチプレーヤー「iBall」に挑む (1/4)

ソリッドアライアンスのマルチプレーヤー「iBall」は、PC上級者が対象という“挑戦的”な製品だ。ナポリタンやカニ爪のようなお笑い路線ではない同社の挑戦、受けて立ちたい。

[渡邊宏,ITmedia]

 すっかりナポリタンとかカニ爪で有名になってしまったソリッドアライアンス。

 そのソリッドアライアンスが「初心者はご遠慮ください」というスタンスで販売している、フラッシュメモリを搭載した音楽/静止画/動画プレーヤーが台湾Golden Emperor International(GeIL)製「iBall」だ。

photo iBall

 初心者でも簡単に使いこなせることをアピールする同種の製品が多い中、「マニュアルは英語だけ」「初期不良以外のサポートなし」と、ある意味潔い。その上、あまりなじみのない台湾メーカー製ということもあり、アヤシサも満点だ(GeILといえばPCに詳しい人は“ドラゴンメモリー”を思い出すかもしれない)。

 「隣の人の“その小さいので何みてんだろ?”的な視線を感じつつ、優越感を得ることができる」――らしい、このiBallにさっそく挑戦してみたい。

見た目はまるでストップウォッチ

 まずは外観のチェックから。このiBallは円盤形のボディをしており、直径約55ミリ、厚さ約10ミリ、重量は約33グラム。男性の手のひらならば、ほぼすっぽり収まるサイズで、薄型のストップウォッチという風情だ。

photo 手のひらにすっぽり収まるiBall。写真のブラックのほか、シルバーも用意されている

 正面の液晶を取り囲むように左から、「previous」(戻る)、「A>B Repert」(A/Bリピート)、「Play」(再生)、「Menu」(メニュー)、「Next」(次へ)のボタンが設けられている。左側面には電源ボタン、右側面には音量調節のボタンが用意されている。上部にはヘッドフォン端子、下部にはUSB端子を備える。ボディは金属の質感を上手にいかした仕上がりとなっており、安っぽさはない。

photo ディスプレイを取り囲むように操作ボタンが用意されている
photo 右側面。音量ボタンとヘッドフォン端子が見える
photo 電源スイッチが配置されている左側面
photo ボディの裏面には「GeIL」のロゴが入っている。

 ディスプレイには1.1インチ(96×64ピクセル)のカラー有機ELディスプレイを搭載する。これは試用した製品に限った現象だとは思うが、ディスプレイの取り付け位置が微妙にずれており、下からのぞき込むようにしないと画面上部が少し切れてしまう。利用に際して大きな問題にはならないが、気になるところだ。

 電源には内蔵充電池を使用し、USBもしくは付属ACアダプターで充電を行う。1回の充電で約4時間の連続利用が可能となっている。

MP3/WMAの再生はラクラク――だが日本語は文字化け

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