パシフィコ横浜で開催中の「A&Vフェスタ2005」で、松下電器産業は薄型テレビ「VIERA」を中心としたAV環境の提案を行っている。
松下電器はこのA&Vフェスタ開催にあわせるように、プラズマテレビ「VIERA」、HDDレコーダー「DIGA」、3CCDデジタルビデオカメラ「SDカードムービー」、デジタルコードレスサラウンドヘッドフォンと矢継ぎ早に新製品を発表してきた。
注目は、世界初という65V型フルHDのプラズマパネルを搭載した「TH-65PX500」。実売価格は100万円近いが、地上/BS/110度CSデジタルチューナーとアナログチューナーをそれぞれ2基ずつ搭載した「デジタルダブルチューナー」を搭載するなど、ハイスペックな製品だ。
この65V型を中心に前面にVIERAを押し出し、さらにブース内では、SDメモリーカードによる連携機能も訴求。SDカードスロットを搭載したステレオシステムと携帯型オーディオプレイヤーD-snap Audio、デジタルターンテーブル、携帯電話という音楽の活用を展示。
音響分野では、今月20日に発表したばかりのデジタルコードレスサラウンドヘッドフォン「RP-WH7000」を展示。WH7000は、従来機の40ミリから50ミリへと大型化したドライバーユニットにより、さらなる高音質化が図られており、会場では独自のパーソナルサラウンド技術による疑似5.1chサラウンドを体験できる。
また、ドルビー・バーチャルスピーカーによる2.1chスピーカーで5.1chサラウンドを擬似的に実現するシアターサウンドシステム「SC-HT06」も展示しており、狭い部屋でも5.1chサラウンドを実現できる技術を提示していた。
そのほかにも、HDDレコーダーのDIGAを並べるとともに、SDカードに映像を記録する3CCDデジタルビデオカメラ「SDカードムービー」との連携機能を展示。また実際の自動車を持ち込み、こちらも20日発表のカーナビゲーションシステム「Strada」の新製品を展示。フロント・リアの4スピーカーでも5.1chサラウンドを実現できる「SRC CS Auto」を体験できる。
また、音響、映像、照明の3つの観点から設けられた体験コーナーでは、ホームシアター環境に最適な照明など、同社の提案を体験できる。
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